遺品整理 業者の選び方|許可番号・契約書・追加料金条件の確認
遺品整理業者は、①一般廃棄物収集運搬業許可番号の明示、②書面見積、③契約書のクーリングオフ条項、④追加料金条件の明記、の4点が確認できる業者を選びましょう。
この記事でわかること
- 遺品整理業者の選び方 5つのチェックポイント
- 悪質業者の見分け方(無許可業者の特徴)
- 許可番号・資格・業界団体加入の確認方法
- 見積もり比較で特に注意すべき項目
遺品整理業者を選ぶ際の最重要ポイントは?
最も重要なのは「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得しているかどうか。廃棄物処理法第7条に基づく市町村ごとの許可で、遺品整理業務には不可欠です。
遺品整理は故人様の家庭から出る廃棄物を運搬・処分する業務であり、一般廃棄物収集運搬業許可(廃棄物処理法第7条)の取得が必須です。重要なのは、この許可は市町村ごとに取得する必要があること。「滋賀県の許可」というものは存在しません。サイト・名刺・契約書に許可番号が明示されているかを必ず確認してください。
許可番号の表示形式
例: 「大津市 一般廃棄物収集運搬業許可 第◯◯◯号」
無許可業者に依頼すると、不法投棄や追加請求の被害を受けるリスクがあります。
遺品整理士は信頼の指標になりますか?
はい。遺品整理士は一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定する民間資格で、業界団体加入と専門知識を持つ証となります。在籍数の明示がある業者を選びましょう。
遺品整理士は、平成22年(2010年)に設立された一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定する民間資格です(法人会員1,000社超・個人会員30,000人超)。国家資格ではありませんが、業界での専門知識・倫理規定への理解を持つことの指標となります。
サイト・パンフレット・契約書に「遺品整理士 在籍◯名」と明記されている業者は、業界団体加入と倫理規定遵守の意識が高い傾向があります。逆に「国家資格保有」と記載されている場合は誤認表示の可能性があるため注意してください(遺品整理士は民間資格です)。
悪質業者にはどんな特徴がありますか?
無許可・口頭見積のみ・所在地不明・「無料回収」を装い高額請求するケースに注意。街宣車での「廃品回収」アナウンス業者も多くが無許可です。
悪質業者の典型的な特徴
- 一般廃棄物収集運搬業許可番号を明示しない
- 「無料回収」とアナウンスしながら、作業後に高額請求
- 街宣車・トラックで「廃品回収」をアナウンスしながら巡回(多くが無許可)
- 会社所在地が不明・連絡先が携帯電話のみ
- 見積書が口頭のみ・書面化を渋る
- 契約書にクーリングオフ条項がない
- 追加料金の発生条件が契約書に明記されていない
- 身分証・名刺の提示を渋る
国民生活センターが2018年7月19日に発表した調査では、遺品整理サービスを利用した相談者の47.2%が追加請求を経験しており、うち5.4%が20万円以上の追加請求を受けたと報告されています(出典: 国民生活センター 2018年7月19日発表)。
業者選びの5つのチェックポイント
①許可番号、②書面見積、③クーリングオフ条項、④追加料金条件、⑤遺品整理士在籍の5点を必ず確認。3社以上の見積比較で相場感を把握してください。
1. 一般廃棄物収集運搬業許可番号の明示
サイト・名刺・契約書に許可番号が明記されているかを確認。市町村ごとの許可なので、対応エリアと許可取得市町村が一致しているかも要チェックです。
2. 書面での見積書発行
税込総額・廃棄物処理費の内訳・搬出運搬費・追加料金条件が明記された書面見積を発行する業者を選びましょう。口頭見積のみは避けてください。
3. 契約書のクーリングオフ条項
訪問販売(出張見積後の即日契約)には特定商取引法第9条のクーリングオフ8日間が適用されます。契約書に記載があるかを確認しましょう。
4. 追加料金が発生する条件の明記
どんな状況で追加料金が発生するかが契約書に明記され、事前同意なく作業しない旨が確認できる業者を選びましょう。
5. 遺品整理士在籍・業界団体加入
遺品整理士認定協会の認定資格者が在籍する業者は、業界倫理規定への理解があります。在籍数の明示がある業者がおすすめです。
買取対応がある業者を選ぶメリットは?
古物営業法第3条に基づく古物商許可を持つ業者は、家具・家電・骨董品などの買取査定が可能。買取金額を作業費から相殺でき、費用を抑える効果があります。
買取対応がある業者は、リサイクル可能な遺品を査定して買い取り、その金額を作業費から相殺するのが一般的です。査定対象は、家具・家電・骨董品・宝飾品・書籍・コレクション品など多岐にわたります。買取査定は無料の業者がほとんどです。
ただし、買取業務には古物商許可(古物営業法第3条)が必要なため、許可番号の明示を確認してください。許可番号は「○○県公安委員会許可 第◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯号」の形式で表示されます。
滋賀県で業者を選ぶ際の地域特性
滋賀県は天台宗・浄土真宗の影響が強く、仏壇供養の手配が必要なケースが多い地域。閉眼供養(魂抜き)の手配ができる業者だと安心です。
- 仏壇・神棚処分の対応: 比叡山延暦寺(天台宗総本山)・浄土真宗の影響地域では、閉眼供養の手配経験がある業者が多くあります
- 古民家・大型物件の対応: 彦根市・東近江市・長浜市など湖東・湖北エリアでは、古民家・倉庫付き物件の片付けが多く、重機やトラックの手配経験が重要です
- 遠距離遺品整理: 関西圏ベッドタウン化により、関東・関西からのご依頼で立会不要のリモート確認プランに対応する業者の需要が高まっています
滋賀県の遺品整理 — 出張見積無料
許可番号明示・書面見積・税込明朗。まずはお電話または公式HPからお気軽にご相談ください。
業者との契約後に掲載されます。
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出典・参考情報
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国民生活センター「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル」(2018年7月19日発表)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180719_1.html -
一般財団法人 遺品整理士認定協会
https://www.is-mind.org/ - 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第7条(一般廃棄物収集運搬業)
- 古物営業法 第3条(古物商許可)
- 特定商取引に関する法律 第9条(クーリングオフ)